母が救難物資で生肉を送ってくれたもんですから、これはありがたいと料理酒で蒸しに蒸してから、その肉汁と酒をケチャップととんかつソースをかけて、ステーキにしたんです。いやあ、これが思いの外、うまくいきましてね。肉がとろけるように柔らかかった。

肉がそもそもよかったのかもしれない。火が通れば通るほど、肉の柔らかさは、噛み締めなくっても、ほどけちまいそうなほどになってましたから。ああ、肉はいい。

せっかくなんで、そのソースをたっぷりパスタに吸わせて、ちょっとしたステーキナポリタンを作ってみました。いやあ、ソースにはバターも溶けこませているからコクもあって、最高。あっという間に食べちまいましたね。

そんで、ふと暦を見やれば、今日は肉の日ってんですよ。肉の日。29日は肉の日。でも2月の29日は4年に1度しか来ないスーパーレアな肉の日なわけです。牛角あたりだと、シャトーブリアンをお安く食べるキャンペーンがやっていたとか。そっちに行くのもよかったな。そうそう行けるもんじゃねえらしいとだけは聞いてますけどね。

さて、3月が始まりますな。年の終わりは12月、年度の終わりは3月と申します。よくわかりませんが、会社人にとっては、この3月こそ、本当の意味での年の終わり。ここで来年から1年の計略を作っちまうんだそうです。予算もここで確保する。だから、そういう大企業の連中ってのは、いまはてんやわんやで頑張っているのだとか。

気張りに気張る3月が始まるんだ。2月の終わり。しかも、滅多に来ない肉の日なんですから。此処は皆々様、食べ忘れのないように、美味しいお肉を召し上がってくださいな。それもひとつのハレってなもんです。ハレがないとケガレてしまいますからね。

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