【「境界のないセカイ」打ち切り&単行本発売中止】
それでもポジティブな幾夜大黒堂先生の健気なツイートをまとめてみた

http://togetter.com/li/795796


今の御時世を考えれば、性差別界隈を考慮するのは当然といえば当然なのだろうし。今のタイミングでなければ、このマンガはきちんと続いていたのかしら、と。

言ってしまえば、表現規制は、その時の時勢に大きく左右される。当然といえば当然なのだろうだけれども、4年前の東日本大震災の時、エンタメ界隈のひとは、そりゃあ大打撃を受けましたから。

ホラー界隈、サスペンス界隈はもちろん。ぼくは、その頃、探偵ファイルの記者をしていたのですけれども、グルメ系はダメ。遊び系もダメ。まじめにまじめにと、シリアス路線しか許されませんでした。ぼくは、根っからのエンタメ屋ですし。そもそも探偵ファイルで記者をしたのは遊ぶ為だったので、納得できずに飛び出した記憶が……。

それでも、3年間は無理でしたね。何も出来ませんでした。

その時はおかげさんで、ノウハウサイトの編集長として拾われたのでね。なんとか糊口をしのぐことはできました。他にも、サブカルアプリの編集なんかもしましたね。ネット界隈は国内の事情をそこまで考える必要はなかったので。いろいろと面倒ではありましたが、そのあたりは感謝ですね。

紙もWEBもメディアが自省自粛をしていたので、そうしたメディアとはまた違った業界のひとたちがアプリで大暴れできたってのはあったのかも。ユーザーは欲していたしね。「鬱々と暗くあれ」と押し付けられる圧力に嫌で嫌で仕方なったんでしょう。だから、ぼくの編集したサブカルアプリはジャンルランキングで上位に入り込めた。

でもね。色々と考えるのですけども、結局、そういう自省自粛は影響力が大きい自覚があるからこそ生まれるのでしょうな。とても必要なことだと感じます。ベンチャーはそれを感じる必要はなく、そして、そうしたものはどうしても、届けなくちゃいけない人々に届ける必要のあるコンテンツではあるんだよね。

大きくなりすぎると、そういうことができなくなる。もどかしい。ベンチャーだと、そういうところに刺さることができる。だから、ビシバシ刺さっていけたらいいなーっ。そういうお仕事に関われたらいいなーっ。そんなことをぼんやり考えながら飲む白湯は美味しいです。

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