枯山水をやろうとゲームフリーク・KT氏に誘われた、その日のお昼時に怪談蒐集会に誘われていた。なんじゃそれは、と思ったのだけれども、聞いてみると、KT氏は怪談ブログ「怪聞書」の書き手・落楠清祢氏と交流があるらしく、怪談があるならなにかひとつ語ってくれと言われた。

とはいえ、ぼくは廃墟巡りをしたり、怪奇スポットを巡ってみたものの、なにひとつ怪異に遭わなかったような人間だ。つまらん人間だが、なんらかのネタのひとつは提供できるだろうと、その会に参加した。結論から言うと、ずいぶんと喜んでいただけた。ぼくにとっては、怪談でもなんでもない話だが、不思議だ怪奇だと。まあ、そういうことだったらしい。

語ったからには、あちらのブログにて収録されるのだろう。けども、ぼくの方でちらりと走り書いておいてもいいかしらん。いいよね。ぼくの話だもの。

ざっくりと言えば、ぼくの実家は霊の通り道になっている。バカみたいな話だけれども、そういうお話。どんな話かといえば、簡単に言っちゃえば誰もいないはずなのに、誰かの気配を感じる。それがぼくだけれではなく、我が父も感じる。なので、ふたりが同時に居間から廊下の方の扉を見る。しかし、母は感じないので「どうしたの」とキョトン顔。そもそも、父母ぼくの3人家族なのだから、はて不思議だな……。という、ただそれだけのお話だ。

果たして、このお話をどのように分解されるのか。どのように語られるのか。ちくと楽しみではある。初めて、他人に取材されたしね。

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