あやねとケントのカップルは、なんだかんだでうまくいくのかなーって思っていたのだけれども、もう表紙からして、ネタバレしてるよね。そう、ふたりの別れ回でした。ここから、ふたりの関係がどうなるかは作者のみぞ知るだけれども、切なかったなー…。

ケントはあやねが好きで、だから合わせられるし、それが一番いいことだと、人生で一番いいことだと信じてた。あやねは、一番にはデキなかった。もっとやりたいことがあって、でも、ケントのことは好きで、だから、とっても好きになろうとして、デキなかった。

ケントが悪いわけじゃない。あやねが悪いわけじゃない。恋は恋をしようとしてデキるわけじゃない。でも、一緒にいようと思えなくなったら、その恋は決して実らない。形にならない。種があって、芽が出ていても、水をやらなきゃ枯れるのと一緒。

その恋に水をやりたいかどうかって、一番大事なんだよなーって。それで、恋ってふたりで作るものだから、片方がどんなに頑張っても、もう片方が終わりにしちゃったら、どうあがいても終わりで。恋愛教みたいなの入っていると、「でも、恋愛って大事だよね!」って優先度を無理矢理あげちゃうこともあるんだよね。

このふたりは、一見そんなことありそうなふたりでありながら、こういう恋の結末を迎えたのは、ちょっと意外といえば意外だったかも。女性目線では、これがリアルなのかも、とか考えちゃう。少女マンガを読むと、こういうジェンダーギャップを感じる時があって、面白い。

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