TVバラエティでも取り上げられたことで、一挙に知名度の上がった人狼ゲーム。実際、ネット原住民である僕としては、人狼ゲーム自体にはあんまりいい思い出がない。いわゆる「勝利にこだわるガチ勢」と「ロールを楽しめればいいエンジョイ勢」ってのがゲームプレイヤーにはいる。少なくとも、ぼくはそう定義してる。そして、ぼくは圧倒的にエンジョイ勢だ。

ガチのひとはガチ同士でやる分には楽しいのだろうけども、エンジョイ勢と交じると徹底的に潰しに来る。もう楽しもうなんて端から考えちゃいない。勝つこと。それだけが楽しい。それ以外は糞。そう言い切らんばかりのやり口だ。本当に萎える。心が折れる。人狼なんてくそくらえだと考えているひとも多い。

どんな分野にもそういう類のひとはいる。こと、人狼は、そういう傾向が強いように感じる。みんなでワイワイとすることもできるのだが、人生ゲームだってめちゃくちゃ怒るひとがいるし、それで泣く子だっている。まあ、ゲームってものに潜むマモノがガチ勢ってやつなんだ。きっと。

人狼ゲームのコミカライズは大抵、ガチばかりになっている。だって、基本命を賭けることになるから、ガチになって当然だ。そして、ガチ同士の喧嘩を見守っているのはそこそこ楽しい。でも、これも胸糞悪いだけのなんやかやになりかねない残念さが潜んでいたりする。そのあたりをちゃんと料理しているコミカライズであれば、とっても楽しい。

この人狼ゲームはねー。ガチ同士なんだけど、1巻ではぶっちゃけそこまで人狼ゲームの妙を引き出せてなかった。ここからどうなるのか。ちょっと気になるところではあるかもね。


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